日記20201111-18
週刊連載
■最近やったこと
・炊事
・洗濯
・昼寝
・予防接種
・アニメ
・TV番組
・映画
・八月のシンデレラナイン……好評配信中だ。
■最近観たアニメ
・NOBLESSE -ノブレス- #6 「大いなる力/Raizel」
Aパートのアクションがめちゃくちゃ良いし、Bパートの日常もめちゃくちゃ良い。敵対していた人たちと和解し理解し合うために一緒に暮らすっていうのが良いよね。食事とか大して必要なさそうな人外の人たちの交流を食事シーンを中心に描くっていうのが。
・ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN #6 「復讐の猟犬」
伝説の2期6話の期待に応える3期6話。ミリオンダラー・ベイビーを超えた……。
美少女アニメで仕上がった肉体表現見るとViVid Strike!思い出す。
バルクホルンさんとエーリカの関係についてかなり踏み込んだ話を展開しているんだけど、なんかトンチキっぽい感じも加わってて面白みがある。速さのために身体を絞るまではわかるけどサウナの壁殴ってたのはネウロイ相手にボクシングいけるんじゃね?って思ってやってたんだろうか……。
あと急にネウロイが元ネタのジャムに寄せた感じになってたのが面白かった。
よくわからんやつが地球に攻めてきて世界がシッチャカメッチャカになって世界大戦的なやつが対異星人大戦になる的なガンパレ/ストウィ/マヴラブetc.的な話っておそらく大元はウェルズの宇宙戦争とかになるんだろうけど、ストライクウィッチーズのネウロイはたぶん戦闘妖精雪風のジャムで、元GONZOアニメだし時期的にOVA雪風と近いしCG使って異質さを表現するやつ(蛍光色のアクセント入れてるとことか)が共通してるし。というところでストライクウィッチーズがおもくそ前進翼デザインのOVA版メイヴっぽいやつを出してきてGONZOのDNA未だ健在みたいな感じで面白いね。今作は制作がdavid productionだからそもそもが元GONZOなわけだし。
・ヒプノシスマイク #7
先週までめちゃくちゃホビーアニメやってたのにいきなり商業BLで見たことあるようなオリキャラが登場して商業BLで見たことあるような話を展開するの自由すぎる。その自由さもまたホビーアニメっぽいっちゃっぽいし。
・D4DJ First Mix #3
このアニメ、ブシロードコンテンツじゃなかったらすごい名作になっていた気がするけどそれを含めてまあブシロードコンテンツの味みたいなところある……。
・戦翼のシグルドリーヴァ #7
躁鬱が激しい。
・神様になった日 #6
Angel Beats!、Charlotteと来て3シリーズ目にもなるのに未だにプレイヤーが何十時間かけて読むことを前提としたルート分岐型デジタル紙芝居の話のつくりを1クールのTVシリーズに押し込めて全然入り込めないわけわからん話になるやつを繰り返しているのってどうなんだ。
・魔法科高校の劣等生 来訪者編 #7
まさか魔法科高校の劣等生が真っ当にラブコメをやることでこんなに面白くなるとはね……。原作がよっぽどでなければアニメは演出次第でいくらでも面白くできるということを毎週教えてくれる。
・アサルトリリィ BOUQUET 特番~ラムネを飲んでひとやすみスペシャル~
声優含めた総合コンテンツ売りを指向しているはずのブシロアニメの特番はなぜかように虚無ばかりなのか。
毎週言ってるがダンスパートの自由度の高さ。今週はほとんどダンスやってる部分より作画のイメージカットで構成されてて今まで以上にMV感がある。こんだけCGと作画で違和感なくダンスを成立させることができる(1話はそれを見せる感じが強かった)技術があるのに、そればっか使わず総合的な演出として各話自由な構成が許されているのがすごい。
90年代の作画アニメ感がすごい。90年代の作画アニメなんだけど。
ルパンのワルサーが二挺あったってことくらいしか覚えてなかったがだいたいそんな話だった。バイオレンス表現が多めでゲストヒロインが死んだりハード目の作風なのも90年代っぽいな~。
・ルパン三世 TVスペシャル10 炎の記憶~Tokyo Crisis~
これは当時VHSに録画して何回も観てたので記憶も新しい。
ルパン三世の食い物といえばカリオストロのスパゲッティみたいな風潮あるけど、おれは炎の記憶のビールフラッペなんだよな。めちゃくちゃまずそう。ルパンの東京の隠れ家がボロアパートの二階にあってランニングシャツにトランクス一丁で昭和の独身男みたいな生活してるのも良い。
で、思ったんだけどこれ劇パト1のシゲさんの下宿の場面っぽいね。
それから本作はゲストヒロインがめちゃくちゃかわいい。林原めぐみ声だし。林原めぐみヒロインが最強だった時代です。
レギュラーキャラの使い方も面白くてすごい好きなTVスペシャル。虫歯でちゃんと銃が撃てない次元と斬鉄剣を紛失した五エ門も面白いけど、警部なのに下町のボロいアパートに住んでる銭形警部が特に良い。ボロいアパートの床の間にご先祖様の十手を飾ってるというディティールだよ。
・魔女の旅々 #6-7
・ゴールデンカムイ #30
・魔王城でおやすみ #6
・ギャルと恐竜 #6
・神達に拾われた男 #6
・憂国のモリアーティ #5
・おちこぼれフルーツタルト #3-5
・ひぐらしのなく頃に 業 #7
・トニカクカワイイ #2
・呪術廻戦 #6-7
・安達としまむら #6
・くまクマ熊ベアー #6
・池袋ウエストゲートパーク #6
・俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 #6
・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 #7
・スポンジ・ボブ #204 「カニカーニでの反乱|バイバイ、乳歯ちゃん」
・ウマ娘 プリティーダービー #7
■最近観たTV番組
・世界の建築SOS 「スキージャンプ台/ジブラルタル国際空港」
ジブラルタル国際空港が普通の道路を横切って建設されてるから飛行機の離着陸の度に踏切が降りてめちゃくちゃな渋滞ができるし滑走路の点検もしょっちゅうやらなきゃならんから大変って話が面白かった。踏切なくすために滑走路の下を通るトンネルが建設中で2018年完成予定って言ってたけど、Googleマップ見たらまだまだ全然建設中みたい。
・昭和のクルマといつまでも 2020年11月11日放送回
・水曜どうでしょう 2020最新作 第3夜
・英雄たちの選択 「バサラ大名 佐々木道誉 乱世を駆けぬける!」
・22/7計算中 Season2 #33
・大改造!! 劇的ビフォーアフター 「目をそむけてきた庭」
・よみがえる新日本紀行 「ミニ列車の走る峡~静岡県奥大井~」
・名車再生!クラシックカー・ディーラーズ 「フォード・カプリ」
・名車再生!クラシックカー・ディーラーズ 「フォード・ランチェロ(1964)」
・タモリ倶楽部 「帰ってきちゃった空耳アワー復活祭後半戦!」
・開運!なんでも鑑定団 2020年11月17日放送回
■最近観た映画
犬鳴村放送記念っぽい清水崇特集を観た。なんで劇場版の呪怨はやらないのか。
・呪怨(ビデオ版)
最初の映画しか観たことなかった。こっちの方がおもしろモンスターびっくり映画っぽさが控えめでまだJホラー的な雰囲気がある気がする。結局商業的な要請からだんだんそっちに寄っていっちゃうのかな。不動産屋のおじさんが霊感ある妹に呪いの家を見てもらうシーン、その辺にいる普通の女っぽい妹が家に来るなり急に「清酒持ってきて!」とか言い出して除霊を始めるのが面白かった。思えばこの時点でハイパー除霊バトルの片鱗がある。
・呪怨2(ビデオ版)
前半ほぼ1の映像を使い回してるのはどういうあれなんだ。1の雰囲気を期待していると2の新規映像に入ってから伽倻子が雑に増殖しておもしろ映像になってしまう。雰囲気ホラーはリングがあるからこっちはおもしろモンスターびっくり映画で行くという住み分けは感じるが……。
・呪怨 白い老女
バスケットボールを持った白いババアが出現するという画で怖がるのは無理でしょ。一応スプラッタ表現はかなりやってて、一家惨殺の部分なんかは結構グロい。まあでも白いババアがギャグすぎるからな……。ていうかこの話でなんで白いババアがメインモンスターみたいな扱いになってるんだ。刑事さんの手元に突然カセットテープが出現するところは結構ホラーっぽくて良かった。
・呪怨 黒い少女
白いババアとは打って変わってわりと真面目に雰囲気ホラー演出をやっていて良い。と思っていたら終盤でハイパー除霊バトルが始まって笑ってしまった。呪われた娘を救うために霊感の強い妹に除霊を頼む……ってまた妹が霊能力者じゃねーか!妹が霊能力者の人間がいすぎだろ!白い老女と黒い少女を両方見ることでどういう話だったのか全体像が明らかになるというつくりになっているんだけど、時系列シャッフルが効果的かというと別にそうでもないかな……。一応主演ということになってる加護ちゃんの疲れた看護師はかなり良い。もっと疲れた看護師の役やってくれ(?)。でもこの映画の主演はハイパー除霊バトルやってた人だと思います。
子供を虐待している親をタッキー(滝沢秀明)が呪い殺す映画。
このビジュアルのタッキーが序盤から全編に渡って現れて普通に喋るので、これをホラー映画のつもりで撮ってるのは完全に嘘でしょ。ただただタッキーの顔の美しさが伝わってくる。
虐待親が次々に死ぬ事件が起きていて、犠牲者の子供たちはみんな妙な歌を歌っている。その歌を手がかりに呪いの正体を追う……というリングの捜査パートっぽいやつがあり、その捜査の動機は主人公の門脇麦がひょんなことから自分の勤める幼稚園の児童に呪われてしまったからというものなんだけど、その呪った児童が死んだとかじゃなくて普通に生きてて目の前にいるからおかしな話になってしまっている。自分を呪っている子供が目の前にいるのにその子供を置いて呪いの謎が隠されている伊勢に彼氏と一緒に行っちゃうのはおかしいだろ。子供と話せよ……。子供が大人を恨む、それに乗っかって呪いを振りまくタッキーという構図で、タッキーが別に大人が子供に語りかけることを妨害しているとかそういうのがないから、大人が子供との対話を試みずに呪いを解けばええんや!と現実逃避してるみたいになっとるやんけ。そんで主人公の門脇麦はかつて母親に虐待を受けていたという過去を持っており、実はお腹の中に彼氏との子供がいるが虐待された経験から自分は母親になんかなれないと思い悩んでいる……というのが明かされる。だったら呪いは堕胎されそうになってる自分の胎内の子を起点にした方が呪いと関わる必然が強くなるんじゃないのって思うんだよな~。胎内の子なら現実に対話のしようがないしさ。
全体的にホラー映画っていうより被虐待児童がどう生きるかという話をやっている気がして、虐待描写はかなりしっかりしているんだよね。門脇麦が幼稚園の子供の腕に虐待の痕(根性焼き)を見つけた途端にフラッシュバックっぽい悲鳴を上げるとか、その辺のディティールはかなりそれっぽいし。
もしかしてJホラーの旗手とか言われてるのに清水崇作品で真っ当に怖い映画ってほぼ存在しないんですか?
・犬鳴村
一応ちゃんと怖い清水崇作品、あった。「この先日本国憲法通用せず」みたいなやつで有名なネットのほんこわ的都市伝説を元ネタにした話。
兄が彼女と犬鳴村に行ったら彼女がおかしくなっちゃって霊感のある妹(主人公)になんとかしてくれって頼んでくるという導入……また霊感のある妹じゃねーか!霊感のある妹になんとかしてもらうパターン好きすぎだろ。妹萌えか?彼女がおかしくなってる描写とか序盤はわりと不気味で怖い感じあるし、わりとホラーをやっている気はする……気はするんだけど、実は主人公の家には犬鳴村の呪われた血が流れていて……ご先祖の守護霊が現れて犬鳴村へ導かれ……ご先祖の赤ん坊を託されてタイムスリップして祖父の家に赤ん坊を置いていって自分へ血が繋がる連環みたいな、これビジュアルノベルだろ……YU-NOとかLeafあたりの……的な展開になっていって終わるという……ロジックで組み立てられたよく考えられたお話という感じはあってこれまでの清水崇作品からしたら練られた脚本で面白いは面白いけど結局あんまり怖くない伝奇ノベルになってしまうという。
あとインターネットの都市伝説が題材なのに肝心の犬鳴村が主人公が住んでる地元にあるっていうのが良くないな。犬鳴村は近所にあるし、呪われた血は主人公の家庭の話だし、狭い世界で完結しちゃってるのがあんま都市伝説感がないんだよな~。それなら主人公の家は東京とかの都会にあって都市伝説を追っていくうちに実は自分の家は何代か前にどっかの田舎の犬鳴村近辺にあって……みたいな方が無関係だと思っていた都市伝説が自分ごとになっていく恐怖があるじゃん。
次回作は樹海村らしい。樹海村って何?そのうち「巨頭オ」とかも映画化しそう。遠藤憲一のナレーションで「巨頭オ」ってタイトル言う予告編(観たい)。
■最近接種したワクチン
・インフルエンザ
無職だけど防疫意識が高いので毎年打ってる。今年はコロナのせいで「初めてやる」とか言ってる老人が大挙して押し寄せていてめちゃくちゃ混んでいた。クラスターになりそう。
■最近のハチナイ
URしのくも引けた。つよい。
■最近のインターネット
特になし。
■最近むかついたこと
特になし。
■明日の予定
扇風機を片付ける。