gigabeat FのCF化


はい。皆さんご存知、TOSHIBA gigabeat F21ですね。
購入時期は2005年、amazonの年末セールで19,800円。
20GBのHDDを搭載してこの値段というのは当時としてはなかなかお得な製品でした。
gigabeat roomという産業廃棄物的な専用の転送アプリが必要で、
無論日本製なのでSAT形式という著作権保護をアレコレしたファイル形式に変換され、
利便性は控えめに言っても良くはありません。
gigabeatブランドも初代、G、F、X、S、Vとモデルチェンジを重ねましたが、
シェアを獲得することは出来ずブランドごと消滅してしまいました。


とは言え、安くて大容量、高級感のあるアルミ筐体に、当時のDAPとしては綺麗で大きめのカラー液晶を備えており、
構造が単純で簡単に分解出来る為にDIY向けという特徴があったりと、独特の魅力がある機種です。
前述した利便性に関してはRockboxを導入したことで解決し、今でも現役で使用しています。
過去に一度HDDが駄目になってしまい(自転車で走行中に落下してクラッシュ)30GBのものに換装していたのですが、
最近このHDDもどうも異音、シークエラーが頻発しており寿命が近いようで、
せっかくなので一部のgigabeatユーザーの間で行われているCF(コンパクトフラッシュ)化に挑戦してみました。




CF化のメリット
・HDDよりも読み込みが高速でストレスレス
・消費電力が下がるので駆動時間が伸びる


CF化のデメリット
・CFが高価
・動かないかもしれない
・未知の不具合が起きる可能性




ということで、とりあえずやってみましょう。


用意するもの
gigabeat F(多分初代やGでも出来ます)
・CFを1.8インチ東芝IDE50ピンに変換するゲタ
・CF
Windows
・USBケーブル(miniB)
・精密ドライバー
ダンボー
・カッターナイフ
・鉛筆





これが今回用意したCF、SanDiskの最上位モデルExtreme Proの64GBです。
普通に買うと3〜5万円しますが、ヤフオクでなんと6,000円で落札出来ました。
おい……これどう見ても……おい……な感じがしますが、気にしないことにします。
円高元安最高ですね。





こちらがゲタ、世田谷電器AR-IDE1CF500です。
価格は2,000円程度、誕生日乞食の際に[twitter:@sigdfeco]さんに頂きました。ありがとうございます。
ZIFコネクタに対応したゲタもラインナップされているので、
ZIFコネクタ1.8インチHDDを搭載したXやSでも恐らく同じ方法でCF化が可能なのではないかと思います。
出来なくても知りません。





それでは早速分解します。
まずは筐体上下のパネルを取り外すのですが、マイナスドライバーでこじ開けるだけです。





下部のパネルを外すと前面と背面のパネルを留めているネジが見えますね。
今回はHDDにアクセスするので背面パネルを外します。
前面パネルを外せば液晶やタッチボタン、バッテリーにアクセス出来ます。
eBayあたりでgigabeat用のバッテリーが出品されているので、バッテリー交換も可能でしょう。
ちなみに前面パネルを留めている右側のネジがありませんが、前に失くしました。気をつけましょう。





背面パネルを外しました。
HDDもネジで固定されているわけではなく単にシリコンの緩衝材で置いてあるだけなので、
フラットケーブルを抜くだけです。
つまりこのgigabeatF、ネジが4本しか使われていません。助かりますね。





で、こうなりました。
あとはCFにゲタを履かせて繋げば終わりと思いきや、ただ繋いだだけでは認識してくれません。
ここはひとまずHDDを抜いた状態のままで、gigabeatWindows機とUSBケーブルで接続します。





エラー画面が表示されています。
この画面が出た状態で、強引にCFを接続します。





はい。
通電状態で抜き差しするのはどうかという感じですが、これで認識してしまうので仕方ありません。





認識しましたね。
あとはRockbox Utilityを使うなり、自分でビルドしたものを使うなり、Rockboxをインストールすれば終わりです。
私は以前ビルドしたものを利用します。





終わりません。なんでや!
そうですね、CFをフォーマットしていませんね。
とりあえずWindows標準のフォーマット機能を使い、FAT32でフォーマットします。





終わりません。なんでや!
Windowsの標準機能を信用したおれが馬鹿だったということで、サードパーティ製のアプリに頼ります。
http://www.iodata.jp/lib/product/i/2107.htm
なんとなく最初に浮かんだのがIO-DATAだったので、IO-DATAのフォーマッタを使ってみました。





✌( 'ω' )✌
来ました。ちゃんと64GBくらい認識しています。
(´◔‸◔`).o0(FAT32って32GBまでしか利用出来ないんじゃなかったっけ……)
よくわかりませんが、使えているので気にしないことにしましょう。





気になるのはこれ。
1.8インチHDDが収まっていたスペースにCFを入れたので、スカスカですね。
両面テープで留める、ビス穴があるので基板固定部品を使う、
などの方法が考えられますが、生憎両面テープも専門部品も在庫しておりません。




つまり、ダンボールです。





Do It Yourself!!





多分これで中で動いたりはしないでしょう。




軽く使用したところでは、全体的にリードが高速化し、かなり快適になった印象です。
64GBでも認識出来たということは128GBでも行けそうな予感がするので、
将来的に更に容量倍増ということも視野に入れると、10年先くらいまで使えそうな気がしますね。





ちなみにCFのベンチマークを取ってみましたが……
多分gigabeatがネックになっているだけで、カードリーダー等で直で接続すれば90MB/s、出るんじゃないかと思います。
音楽ファイルの転送で90MB/sどころか9MB/sしか出ていないような気もしますが、多分気のせいでしょう。
64GBのCFに対応したカードリーダーを持っていないので測定しないことにしますd(^_^o)






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凶鳥 ”フッケバイン” ヒトラー最終指令 / 佐藤大輔


これは王道も王道、勇者が悪魔を成敗するヒロイック・ファンタジーです。


舞台は崩壊間際の1945年ナチス・ドイツ
”フッケバイン””フー・ファイター”と呼ばれ各国が血眼で手に入れようとしている未確認飛行物体をドイツ空軍が撃墜した。
それを手に入れれば世界の軍事バランスは一転すると言われる”フッケバイン”を手に入れる為、ヒトラーはその回収を親衛隊に命じる。


というところから始まるこのお話。
ナチスが!UFOが!ゾンビが!E-100が!V2ロケットが!ペーパークリップ作戦で!
そんな感じです。


”フッケバイン”が生み出す”異形者”、その未知なる脅威と戦い生存する為に、プロイセン軍人がユダヤ人、敵国のアメリカ人やイギリス人とまで手を取り合い立ち向かうというこの構図の熱さ!
そして何より主人公のグロスマイスター大尉の格好良さ!
彼は真の英雄たる証・騎士鉄十字章を授与された数少ないプロイセン軍人であり、国家社会主義への忠誠ではなく故国と民衆・戦友を守ることに命を捧げる正義の男なのだ。
彼に付き従う優秀な副官オスターや、ナチスの人種政策が生み出した少女ペピ、敵国人である美しい英国女性レイラ、ユダヤ人科学者ゲルトマン教授、そしてかつて毒ガスで負傷したアドルフ・ヒトラー伍長を救い出した経験を持つ修道僧ブライエルなど、実に魅力的なキャラクターが彼に力を与える。

 グロスマイスターが修道院のテラスに向けて小さく手を振った。オスターはそこを見上げた。そこに立っていたのはペピを抱いたレイラ、ブライエル師、ゲルトマン教授。
 姫君と王女、枢機卿、大錬金術師の見送りを受け、アメリカからやってきた盗賊を連れた勇者が旅立つ。悪魔の本拠へ。勇者の手には伝説の剣。足りないのは喇叭の響きだけか。
 オスターは首を振り、思った。
 狂ってやがる。なにもかも狂ってやがる。


彼は立ち向かうのだ、宇宙からの脅威に!
申し訳ないがこのシーンで熱くならない人間がこの地球上に存在するなどとは到底思えない。
ナチス、UFO、ゾンビといったB級オカルト定番の素材を、ここまで王道の冒険活劇として成立させているのは実に見事。
軍事オタク的要素は控えめではあるが、そこは佐藤大輔、E-100が登場したところで思わず噴き出してしまった。


これは本当に普通で、王道の、SF風味オカルト冒険活劇。
なのにこんなにも面白い。
レッドサン ブラッククロス」「遙かなる星」「皇国の守護者」などの未完結シリーズを多く抱え未だ続きも新作も見られぬ佐藤大輔でありますが、この「フッケバイン」をもって自分の中で「彼は完結した」と定義してしまっても問題無いような、そんな気さえする。
ううん。

巌窟王 第23幕 「エドモン・ダンテス」の演出

クライマックスの第23幕における演出・レイアウトが実に見事なのでメモ的に。



「どうか生きてほしい」と願うエデに対し、
「お前の声はもう届かない」と伯爵はキスで別れを告げる。



引き留めようとしたエデとは対象的に、
アルベールはただ友情(あるいは愛)の為に伯爵へキスをする。
伯爵→エデのキスは、「人としての生への決別」を現すものだが、
アルベール→伯爵のキスは、「人としての生への回帰」を訴えるものだ。
王道的な構図の反復だが、大変美しい。





父フェルナンとアルベールに注目。
「生きよう」と言うアルベールと、残ろうとするフェルナンの間を石が隔てている。
結局フェルナンは死を選び、アルベールは生を選ぶわけだが…



アルベールは二人を隔てていた石を越えてフェルナンの方へ駆け出し、
フェルナンとすれ違い、画面の外へ消える。
「父さんも伯爵も理解出来ない」と叫んだアルベールが父を理解し、
「別れ」ではあるが「決別」ではない、というのを視覚的に見せている。





この作品、全体を通して「目」の表情がとても豊かだが、第23幕はそれが特に顕著。
エドモンが怒りや憎しみ、悲しみをないまぜにした涙を流すシーンや、



アルベールの命を握られ正気に戻ったフェルナンの動揺の表情。
第22幕と第23幕では小杉十郎太の演技も相まって、狂気に満ちたフェルナンを堪能出来る。



アルベールの舞台劇めいた動きも必見。




それと気になったのがこの第23幕、やたらと十字架のモチーフが出て来る。



冒頭、フェルナンは十字架を背負い伯爵のもとへやってくる。



互いに斬り合う剣はやはり十字架だし、



胸に突き立てられた剣もまた十字架、



伯爵の前に十字架として立ちはだかるアルベール、



エドモンの死によって地に十字架が刻まれ、



その遺骸に添えられた短剣は墓標としての十字架だ。
ここまでそれほど宗教的なモチーフが出て来なかった気がするので妙に意味深である。
うーん。


8月に出るBD-BOX、絶対欲しいけどキスダムRがあるので先送りだなぁ。



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「北へ。」舞台探訪 小樽編


先日数年ぶりに「北へ。White Illumination」をプレイしたらまたぞろ死にたくなってきたので、小樽へ行って来た。死にたい。
小樽編と言いつつターニャと行く場所以外は行ってない。

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モテるベント力を磨くための4つの心得「ウイングナイトをベントできないライダーをアピールせよ」等

こんにちは、カメンライダーマネジメントを開講しているマスター・ユーブロンです。私は学歴も知識もありませんし宇宙人ですが、カメンライダーに関しては地球人よりは知っています。今回は、モテるベント力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。


1. あえて2〜3日前にライダーになった初心者を狙う
あえて2〜3日前にライダーになった初心者を狙うようにしましょう。そしてベンタラで好みの男がいたら話しかけ、わざとらしく目の前でカードデッキで変身してみましょう。そして「あ〜ん!このチャラ男のカメンライダーって本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお〜!」と言ってベントし、男に「ねぇ、今のってどうなったの!?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「アドベント空間でぇ〜!転送されちゃうんですけどぉ〜!戻れないんですぅ〜!ぷんぷくり〜ん(怒)」と言いましょう。だいたいの地球の男は新しいカードデッキを持ちたがる習性があるので、古かったとしてもせいぜい1日前にライダーになっているはずです。


そこで男が「で、いつ戻るんだ?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でベントOK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ〜!二度と戻れないんでしょー!?あれってどうなんですかぁ?だから戦いには負けられないんですけどわかんなぁぁああい!!私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「アドベント空間でしょ?永遠の牢獄だよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなカードが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりでサバイブカード選びのグレース堂書店デートに行けるというわけです。あなたのベント力が高ければ、ゼイビアックスがカードデッキをくれるかも!?


2. ベンタラでライダーをベントするとモテる。
「キャー!」とか「撃滅!」などを表現する「最終奥義《ファイナルベント》」をベンタラで使うと、ベンタラのカメンライダーは「なんかこの子アブナイなぁ」や「ベントしてあげたいかも」と思ってくれます。ベンタラでは戦いには負けられないので、ライダーはあなたを過激で危険なライダーと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に他のライダーに嫌われますが気にしないようにしましょう。


3. とりあえずゼイビアックスには「えー! ありがたき幸せ! ベントベントー♪」と言っておく
風雲ゼイビアックス城などでゼイビアックスがライダーに話すことといえば脅迫やウイングナイトの話ばかり。よって、ライダーにとって命に関わる話ばかりです。でもそこで適当に「ズタズタに引き裂いてやる」とか「よくわかんないですけど一緒にゼイビアックスを倒しましょうねぇ」と返してしまうと、さすがのゼイビアックスも「このライダーダメだな」と気がついてしまいます。ダメライダーだとバレたらベントです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! ありがたき幸せ!? ベントベントー♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に命令を聞いてくれるライダーにゼイビアックスは弱いのです。


いろいろと話を聞いたあと、「人生を取り戻したいんですよね!覚えたぞぉ!メモメモ!それにはウイングナイトをちょっとね…」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「キュンキュンキュン!キュンキュンキュン!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「悪い子にはお仕置きが必要でありますっ☆」と言えばベント力アップ! そこでまた男は「このチャーリーおそろしくてコワイかも!?」と思ってくれます。私は学歴も知識もありませんし宇宙人ですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のような宇宙人の方がモテたりするのです。男は権力に弱いですからね。


4. ベンタラではウイングナイトをベントできないライダーをアピールせよ
飽きた。

ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-

スターオーシャン』シリーズでお馴染みのトライエースの代表作、『ヴァルキリープロファイル』のまさかの続編。
発表された際に思わず1のPSP移植版にお布施をしてしまうほどの期待感をもたらした、2006年RPG最注目作品を、購入から5年の時を経てようやくクリアしました。
なので簡単にレビューをします。

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全盛期のタイトー伝説

  • タイトーにとってのヒットは社会現象のなりそこない。
  • 日本初の純国産ジュークボックスを開発。
  • パチスロの原型になるゲームを開発。
  • クレーンゲームを作ったのもタイトー
  • アタリの「ポン」のコピーゲームを開発。日本初のビデオゲーム
  • 片手間で作った「スペースインベーダー」がゲーム史上空前のブーム、社会現象に。
  • インベーダーの開発中に世界初のコンピュータ用ペンデバイスを開発。開発者は「自分で使う為に作っただけ」という理由で特許申請せず。
  • インベーダーブームで全国各地にゲーセンが乱立。
  • 当時の社員の悩みは「百円玉を運ぶことによる腰痛」
  • インベーダーがヒットしすぎて全国各地で百円玉が不足。
  • タイトーがぐっとインベーダーをリリースしただけで造幣局が泣きながら百円玉を鋳造した。
  • 量が多すぎて百円玉を回収する為だけに4tトラックを使用。
  • その4tトラックも百円玉の重みでサスペンションがすぐに故障。
  • あまりに百円玉の運搬が大変なのでトラックの荷台用のリフトを開発。勿論日本初。これに関しても「社会貢献」を理由に特許等は申請せず。
  • 製造が追いつかずに品薄状態が続いた為、業者に便宜を頼まれた政治家が「インベーダーを5000万円で売れ」と言って来ることもあったが、これに対して流暢な日本語で対応。
  • いまだに校則の禁止事項に「インベーダー」と書いてある学校が存在する。
  • 日本中で著作権を無視して勝手にインベーダーのコピーゲームをリリースするメーカーが続出。
  • 任天堂セガデータイーストコナミバンプレストジャレコSNKロジテックアイレム日本物産サン電子、サミーなどの現在の有名メーカーもインベーダーのコピーゲームの開発でゲーム開発のノウハウを修得した。
  • コピーゲームを作っていたメーカーにむしろライセンスを与えて製造させる。
  • なお最初から正式にライセンスを受けて開発していたのはサミーだけで、任天堂コナミも違法。当時の日本でインベーダーのコピーゲームを出していなかったのは「ギャラクシアン」のナムコだけと言われている。
  • この時にこれらのメーカーを権利訴訟で訴えていれば、おそらく今日のゲーム業界の繁栄は無かった。
  • これらのコピーゲームを含めてインベーダーは約50万台製造された。アーケードゲームとしては前代未聞で二度と抜けないギネス記録。
  • 世界初の通信カラオケを開発。
  • アタリショックが始まったきっかけはインベーダーのAtari2600への移植。
  • 今ゲーセンで稼働しているゲームの大半がタイトー製の基板を採用している。
  • 現在スクウェア・エニックスの子会社に甘んじているのは業界を裏から操る為の隠れ蓑。